野菜の病気・害虫、生育対応
自然農法の野菜は、病気や害虫に対して強いはずだが・・・写真はジャガイモの花
植物も動物と同じように呼吸を行っている。つまり酸素を使って有機物をCO2と水に分解する。
またこの時、多くの中間代謝産物が生まれ、植物の主要な炭素骨格を構成する素材となっているという*。
植物も動物も同じ生物として、日々の生命維持活動を行っている。植物も病気になって不思議はない。自然農法は、比較的病虫害に強いのでは
と期待しているが、病気や虫の害には覚悟しておこうと思う。
土創り3年目の今年は、色々な野菜作りにチャレンジしている。ここでは、自然農法作物に発生する病虫害等を記録し、その原因と対策・対応について記録してゆく。2015年記
* 参考図書:放送大学、植物の科学
害獣被害: 鹿 イノシシ
●ニンジン、ダイコン、サツマイモ、スイカ、他 (2017年あたりから被害発生が顕著)
害獣による食害の発生
害獣による食害が深刻な問題となってきた。
写真上は今年のサツマイモで、まだイモはできていないだろうにみじめに掘り返された畑の写真、そして下は、同様に順調に生育していたスイカが、食べごろを迎える前に無残に食べ散らかされた写真だ。野菜作りをしている人にとって、収穫間近の獣被害は大きなショックだ。
2012年から自然農法による野菜作りを初めて最初に獣の被害にあったのは、2014年にプラムの苗を植樹して、2,3年後、幹がある程度成長したところで、表皮を剥ぐように食べられたのが最初だった。その当時鹿が目撃されていることから、鹿による食害であろう。その後、2017年には、ニンジンが、きれいに無くなってしまったり、この年あたりからダイコンが掘り返されたりといった獣による食害が、散発するようになった。そして、今年(2020年)は写真に見られるような、サツマイモや、スイカが全滅の被害を受けてしまった。
周りの人の話を聞くと、ジャガイモが掘られたり、キュウリが食べられたりと言った獣害が多発していることがわかった。
害獣の特定
昨年の夏頃だったか、農作業をしていて、辺りが暗くなってきたので、そろそろ帰ろうかと思っている時、周辺の耕作を放棄した畑の中の草がガサガサとして、何かの生き物の気配を感じた。暗闇とはいかないが少し気味悪さを感じた。勇気を出してそちらの方向に目を凝らすと、草の揺れが移動してゆき、農道の方へと向かっていった。そして、農道に現れたのは、数匹の小ぶりのイノシシだったのだ。イノシシは私と目が合い、数秒のにらみ合いの後、目をそらして、又草の中に消えていった。この畑の周辺にはイノシシの家族が住んでいることが明白で、ここでの野菜作りには、イノシシ、鹿への備えが必要であることが分かった。
害獣被害: 鹿 イノシシを畑に入れない
害獣対策1 忌避剤、狼の尿
周囲の害獣対策を見てみると、防護ネットで覆うのが一般的なようだが、コストがかさみそうだ。インターネットで調べると狼の尿が売られていることがわかった。この商品を調べてみると、動物の先天的な修正・本能を利用して害獣となる動物を寄せ付けないとある。米国からの輸入品のようだ。害獣をむやみに傷つけることは無いとあり、自然農法のコンセプトとも合致しており、これを試してみることにした。早速購入(写真)して畑の周辺に尿の入ったビンを設置した。ビンの中に赤い布を入れたのは、ビンの尿がこぼれたりしないように扱いやすくするためだ。本格的な効果確認は来年になりそうだ。
昨年は狼の尿を購入して設置してみた。しかしコストが高くつきすぎる。一瓶5000円程度し、尿は3か月程で揮発し補充が必要となる。一瓶で2回(半年)程度は持つのだが結構なコストになる。更に半年を経過して害獣の畑への侵入が確認された。狼の尿はあきらめることにした。
害獣対策2 忌避剤、猛獣の糞
次の忌避剤として、近隣のサファリパークから猛獣の尿や糞を入手できないか検討した。パークに電話し事情を話すと猛獣の糞であれば分けてもらんことが可能とのことで、ライオンの糞を入手できた(写真)。しかし、糞は一か月程度で乾燥し、あまり匂わなくなる。そうこうしているうちに半年が経過し、またもや害獣の畑への侵入を確認した。忌避剤には限界がありそうだ。
草負け(自然農法なのに、草に負けてしまう生育不良)
●スイカ、トマト、インゲン (2018年の野菜作り)
極力人の手はかけずに野菜作りをしているが、8月ともなると草の背丈は50cmを超えるほどに成長する。やっとスイカを発見し写真を撮った。トマトも明らかに草に負けている。
右:撮影:2018年4月19日(種おろし3月29日)発芽までは確認出来たのだが、この後は草にまぎれてしまった。
問題点
スイカはお盆辺りが収穫期になると判断し収穫をしようと思ったら、かなりのスイカが腐ってしまっていた。草に駆逐されてしまったようだ。又、スイカのある場所は予め印を付けておいたのだが、よく分からなくなってしまった。トマトは結実・着果が弱く、収量は昨年に比べて大幅にダウンした。草を刈ろうとしたのだが、スイカのツルや野菜の幹を一緒に切ってしまうので、草刈は実施していなかった。何ともしまらない話だ。
考察
スイカやトマトは数年前では特に草を刈らなくても生長して収穫もあったのだが、草を生やして6年間循環させてきた畑は有機化が進み、かなり富栄養化してきているものと考えられる。その為か毎年生えるメヒシバは50cmを超えるようになり、エノコログサは1m近くにもなる。さすがに自然農法と言っても除草対応が必要になってきているのかもしれない。
対策・対応
慣行農法では雑草の抑制策としてマルチングを行っている。マルチングとは土の表面を有機物やポリエチレンフィルムなどで覆うことを言う様だ。マルチ資材には、わら、もみ殻、干した草等も使われる。自然農法なのでもみ殻当たりがふさわしいのであろうが、入手に難がありそうだ。手っ取り早いのはポリエチレンフィルムでまずはこれを試してみたい。
カビによる病変
●カボチャ作り うどん粉病 (2016年の野菜作り)
写真説明
撮影:2016年7月19日、カボチャは日照りを乗り切り、雨が降り出すと大きく成長を始めた。ところが一部の歯に写真のような白い斑点が観察された。
病気の診断
症状からうどん粉病と判定した。
対応
木酢液の500倍程度の消毒液を作り、週一回計4回程度散布した。
その後うどん粉病は広がることもなく、カボチャの収穫に特に問題は見られなかった。
考察
この畑では過去にホトケノザにうどん粉病が発生しているのを目撃していた。うどん粉病はカビの一種とのことなので、その菌がどこかにあり、カボチャの葉に感染したものと思われる。
ウイルスによる病変
●スイカ苗作り アブラムシが介在したウイルス性の病気(2016年の野菜作り)
写真説明撮影左:2016年5月9日、本葉が出て順調に成長。右:2016年6月8日、成長が鈍って葉にモザイクが入り、枯れてしまった葉もある。明らかな病変が10ポットすべてに発生。
病気の診断
症状からウイルスによるものと推定した。又、本葉が出たころにしきりにアリが苗の周りを這いまわっているのが目に付いた。更に、よく苗を観察すると葉の裏や茎にアブラムシが付着しているのを確認していた。以上を元に、ネット調査でアブラムシがウイルスを媒介するスイカモザイク病の存在を確認し、本病気と判定した。
対応
ポット苗は廃棄した。
尚、今年のスイカ作りは、ホームセンターで苗を買って植えることに した。
考察1:自然農法とポット苗
ポットによる苗作りは自然農法とはえないかもしれない。自然農園にスイカの種を直まきにした場合、このようなウイルス性の病気が発生するのか、今後確認したい。ポットで苗を作ったのは、確実に発芽させるためである。
考察2:ウイルスによる病害
植物も微生物と相互作用をしている。人間と同じようにウイルスに感染し病変が起こるのだ。スイカ苗はウイルスを持ったアブラムシが吸汁したことで、苗の細胞にウイルスが入り込み病変が発生(親和性菌)したと考えられる。ウイルスが入り込んだ細胞も必死に抵抗活動をしているという。葉が枯れたのは病変を拡大させない為の植物の抵抗の様だ。
このような病原性微生物と苗の「せめぎ合い」は生物が互いの進化を促し合う「共進化」だという。ウイルスと植物は互いに軍拡競争を行い、植物はウイルス耐性を向上させているのだ。
*参考文献:放送大学,植物の科学,12章 微生物との相互作用
水不足による立ち枯れ
●ナスの定植後のトラブル(2017年の野菜作り)
写真説明 撮影:2016年6月9日
6月6日に定植したナスを3日後に確認した写真。8株中3株程度が水不足でしなびていた。写真はレベルの悪いもの。
定植の状況
定植はへアリーベッチとメヒシバの枯れた層をかき分けて土を掘り定植。定植後に水やりを実施。
原因と対応
今年も昨年同様5月6月の降雨が極端に少ない。水やりが必要なことは判っていたのだが、結果的に水不足となった。
今回水やりは定植後に行ったが、定植前に穴を掘ったところでも、一度水やりを行うべきだったかもしれない。
●キュウリの立ち枯れ(2016年の野菜作り)
写真説明 撮影:2016年5月26日
5月16日に定植したキュウリを10日後に確認したところ、20株中、18株が幹や葉は乾燥して立ち枯れ状態となっていた。根の状態を確認するために周囲の土を30㎝程掘り下げ、撮影した。土が見事に渇ききっているのが分かる。定植時のポットから抜き取った状態がそのまま残っており、根が定植後に成長することもなく枯れていた。
成長記録の詳細はこちら
定植日前後の天気調査
農園のある、群馬県藤岡市の雨量を気象庁のデータで調べてみると、4月:35mm(過去30年の平均は75mm)、5月:31mm(同92mm)と例年の三分の一程度の雨しか降らなかったことが分かった。自然農法では草が土中の水分をコントロールすると考えていたが、さすがに雨量が長期に渡り半分以下となっては、土が乾ききってしまっていたことが推測される。自然農法に過信があった。
少雨の対応
キュウリ程ではないが、5月9日に定植したカボチャも、水不足で勢いがない(左の写真)。これらと、26日に定植したナス、トマト、スイカ、ピーマン、マクワウリを含めて早急に水やりを行った。水やりは100m程離れたところに農業用水路があり、そこからバケツに水を汲み、一株当たり5~10/ℓ・日程度を、5月27日、29日、6月3日、5日、10日と計5回実施した。6月中旬にはいると、やっと梅雨の雨に繋ぐことができ、重労働から解放された。
生育不良対策(2018年)
●自然農法と施肥:施肥による生育サポートについて
自然農法を初めて5年が経過した。自然農法は無肥料を基本としているが、野菜の種類によっては、期待した生育が得られないケースが散見している(下の生育不足参照、ハクサイやレタス等の葉物野菜が多い)。
自然農法の教科書としている川口さんの自然農法では、野菜作りの手助けとして、米ぬかと油かすによる自然の肥料を畑に補うことを推奨している。自然農法愛好家としては残念な気もするが、ここは地力の向上策として、自然な肥料の施肥を検討することにした。
考え方
植物は光合成や代謝を行うことによって、大気中の二酸化炭素を土壌に固定し、豊かな土壌を形成してゆくことが可能である。しかし、植物の必須元素である、リンやカリウムは、その土壌が持っている数値以上に増やすことは出来ない。
又、人間は従属栄養生物として、野菜や動物を食べることによって命をつないでいる。人間が畑から野菜の収穫を繰り返すことによって、元々土壌にあった植物の必須栄養元素(リン、カリウム等)は、だんだん土壌から不足してゆくことが考えられる。そこで、人為的にどこかでこれらの元素を補充することが必要になることは、容易に推測できる。
自然な肥料の調達と施肥
上の写真は左から、米ぬか、油かす、両方を1対1で配合したものだ。油かすは、農業資材を扱うホームセンターで直ぐに手に入った。15kgの袋が1500円程した。米ぬかは、漬物用に販売しているものがあったが、1kgで100円と、肥料としては実用的ではない。幸い、近所の米屋さんで、15kg300円で販売しているものを見つけた。これらを早速購入し配合し、自然肥料として、生育の手助けをしてゆくことにした。
2018年5月1日記載
生育不良
●ニンジン:直まき発芽せず、レタス・白菜:結球せず(2017年 秋蒔き)
ニンジンの直まきで発芽せず
タネ降ろしは、8月2日に行った。その時水はやっていない。最初に雨が降ったのは8月7日で、それまで暑い日が続いていた。一方2016年に行った直まきのタネ降ろしでは、しっかりと発芽している。データを調べると、タネ降ろしは9月9日で、小雨の中で行っていた。その後も曇りの日が続き、4日後にはしっかりと雨が降っていた。又、川口さんの自然農の野菜づくりレシピ本では、ニンジンは水気が好き、湿度がないと発芽しずらいとあった。
原因 発芽時の水不足により、発芽できなかったと考えて良いと思う。自然の力を過信しすぎた。自然の中の植物は、大量のタネを残すが、その中で発芽できるのは、ほんの少しだ。
対応策 タネ降ろしの8月2日は種まきの適期であったのだが、昨年は雨が少なく、暑い日が続いた。今年は梅雨が明けるに前に、タネ降ろしをすることを検討したい。
レタス・白菜:結球せず
タネ降ろしは、レタス、白菜共に8月31日、ポットへのタネ降ろしなので、適宜水やりを行い苗は順調に育った。畑への定植は、レタスは9月24日、白菜は9月27日。定植後の10月、11月の成長が、芳しくなく12月1月になっても結球には至らなかった。
原因この年は天候不順(日照不足、他)で野菜の成長が不足し、野菜の値段が高騰した。しかし、周りの畑では白菜は充分に結球しており、天候以外の要因が大きいと思われる。川口さんのレシピでも地力が弱い場合は、米ぬかと油かすの施肥を推奨しており、結球せずの原因に地力不足があることは否めない。
対応策地力不足の対応として、レシピに従い、米ぬかと油かすの施肥を検討したい。
成長記録詳細はこちら
●結球レタスとコマツナ(2017年 春蒔き)
写真左:結球せずにトウが立ってしまったレタス レタスの成長記録詳細はこちら
写真右:成長はしたが食害にあったコマツナ(写真左側)と生育不足のコマツナ(写真右後ろ)
コマツナの成長記録詳細はこちら
レタス
原因は、天候(日照り)不順により、成長期の気候が生育に合わなかったことが考えれる。4月に種を蒔き、5月初めに定植を行うまでは順調だった。しかし、5月6月と日照りが続き、結球時期には、高温が続いてトウが立ってしまったものと推定。対応策として、来年は秋まき栽培に変更し、再度チャレンジする。
コマツナ
同じ場所に定植をしても、大きく育つものと、そうでないものが発生する。苗に優劣があるのか、土に原因があるのか不明であるが、レタスと同様に成長期の季候が、コマツナに合っていないのではと推測している。葉物類の春の種まきは当面やめておいた方がよいようだ。
●春菊、カブ、ブロッコリー(2015年 春蒔き)
写真説明 左:成長不足の状態で花が咲いてしまった春菊 中:同様に成長が止まったカブ
右:つぼみが成長せずに花がさいたブロッコリー
成長記録の詳細はこちら
春菊、カブ
原因は、1.土壌の栄養不足 2.天候(温度、湿度)不順があげられる。種を蒔いたところは、草を取らずに丸2年が
経過していたが土はまだ硬かったので、自然栽培をするには土壌の栄養不足があった可能性は高い。2の天候は
レシピには春まき、秋まきが出来るとあるが、今年は、生育時期に雨が少なく、高温が続いたことで成長が止まった可能性はある。秋まき栽培に
再度チャレンジする。
ブロッコリー
葉や茎は大きく育ったのだが、肝心のつぼみが生育不足で収穫に至らなかった。原因は、天候(温度、湿度)が作物に合わなかったことが考えられる。春まきも可能と
あったのだが、収穫期の気温が高すぎて早くに花を咲かせてしまった可能性は高い。来年、秋まきにチャレンジしたい。
虫による食害事例
●事例1 ウリハムシによる食害(2015年5月)
ウリ系の野菜で、葉の葉脈を残して葉を食べられる食害が発生。
写真説明 左:定植後食害にあったマクワウリの葉 中:同カボチャの葉と葉を食べるウリハムシ。
右:同スイカの葉を食べるウリハムシ。
害虫の特定と対応
害虫の特定:害虫はウリ系の野菜に付くウリハムシと判明した。
対応:ウリハムシは人が近づくとハエの様に逃げる(ハエほどすばしっこくはないが)。木酢液を噴霧器でかけると
うまく飛べなくなって簡単に捕まえることができた。手袋をして捕まえ、補殺を行った。三日間、3回ほどこの作業を続けたら、葉に付くウリハムシは、だんだん
少なくなった。さらに定植した苗を枯草で覆ってウリハムシが付きにくくした。
写真説明 左:マクワウリの葉に付くウリハムシ 中、右:マクワウリの苗に枯草をかけて、ウリハムシが付きにくくした。その後の観察であまり効果は無さそう。
結論
自然農法では、ある程度の食害は受け入れることが必要かもしれない。作物が小さいうちは大変気になるのだが、成長してゆく
うちにだんだん気にならなくなる。気になる場合は補殺すればよい。
●事例2 ブロッコリーのアオムシ、アブラムシ等による食害(2015年5月6月)
害虫の特定:ブロッコリーには色々な害虫がやってきた。
対応:青虫:見つけたらつまんで補殺、アブラムシ:木酢液を何度か散布したが、あまり効果はなかったようだ。ナガメ:数的にはあまり多くはなく、黙認した。
写真説明 左:ブロッコリーの葉に付く青虫(モンシロチョウの幼虫) 中:アブラムシの一種か、右:カメムシの一種のナガメ
●事例3 里芋 スズメ蛾の幼虫による食害 (2016年の野菜作り)
写真説明
撮影:2016年8月8日、里芋の葉を食べるスズメ蛾類の幼虫、尾部に角があるのが特徴。人の気配を感じて葉の裏側に隠れた。
対応
食害の程度は許容範囲と判断、このまま静観することにした。但し、直ぐに補殺するのが一般的な対応のようだ。
考察
その後、10日程経って再度里芋の確認したところ、食害の広がりは見られていない。芋虫も見られなくなっている。今しばらく観察を続けることにする。
●事例4 2017年の野菜作り食害
写真説明
撮影:いずれも2017年8月25日、左からナス、サツマイモ、里芋の食害に合った葉を撮影。ナスとサツマイモは網目状の形に食害が発生、サトイモは葉の端から食べられている。
食害の犯人
食べているところを直接見てはいないが、サツマイモのところには、小さなグリーンの色をしたバッタがたくさん見られた(写真左)。ナスとサツマイモはおそらくバッタ系の昆虫が食べているものと思われる。
里芋は2016年に目撃したスズメ蛾の幼虫と思われる。
対応
サツマイモの食害はちょっとひどいのであるが、農法のコンセプト(自然を活かす:バッタは子孫を残して土に帰ることにより、植物の成長に寄与する)からこのまま静観することにした。
農園の所在地 群馬県藤岡市
にわか農園主 白菜ほうれんそう
Eメールメールはこちらへ
本Webサイトが提供する情報・画像等のコンテンツは、複製転載などの二次的な利用はご遠慮下さい。
Copyright © 2014 チャレンジ自然農法 All rights reserved.