野菜つくりと収穫

不耕起 草や虫を生かす 持ち込まない 

自然農法4年目(2016年)の野菜作り 

3年目の夏野菜収穫

撮影2015.7月末 自然農法開始3年目の夏野菜の収穫

3年目の秋野菜収穫

撮影2015.12月末 同秋野菜の収穫

イラスト  今年(2016年)は自然農法を初めて4年目に入る。昨年は左の写真のように、そこそこの野菜を収穫をすることが出来た。
3年目(2015年)の野菜作りのまとめ
1. ジャガイモ     △ 収量不足
2. イチゴ       △ 収量不足
3. 春蒔きのカブ、春菊 × 成長不良
4. ブロッコリー    × 成長不良
5. ナス        △ 収量不足
6. スイカ       △ 収量不足
7. キュウリ      ○ 良好     
8. マクワウリ     ○ 良好     
9. ミニトマト     ○ 良好   
10. カボチャ      △ 収量不足
11. 夏蒔きのカブ    ○ 良好  
12. 夏蒔きの小松菜   △ 収量不足
13. 夏蒔きの春菊    △ 収量不足
カブ、春菊、ブロッコリーの 成長不良の原因は、温暖化で種まきの時期が不適切になってしまったことが考えられる。又、収量不足は色々なことが考えられるが、まだ土の栄養が不足していることがあると思う。
 4年目の今年は、更なるレベルアップを目指す。と言っても自然農法では施肥をしたり、土を耕したりは しないので、土づくりはひたすら自然に任せることになる。ブロッコリーなどは春に蒔いても収穫可能と種の袋に書いてあったのだが、温暖化の せいか結実しなかった。種を蒔く時期には注意が必要なようだ。

 

 開始4年目(2016年)の野菜作り 現在進行中

ジャガイモ作り 植え付け2016年3月2日  南米アンデス原産 ナス科

ジャガイモ苗 ジャガイモの植え方 ジャガイモの植え方2

4年目の作物の最初は、昨年と同様ジャガイモだ。昨年は種芋に「きたあかり」を購入したが今年は「とうや」にした。きたあかりよりも、大きく育つようだ。
写真左は種芋で、植え付けの3日前にカットを行ってある。植え付けは昨年と同様、10cmの深植えで、写真の中と右に示した。自然農法では、草を取らないので、穴の周りの草や根が写っている。土の様子を観察 すると、土にサラサラ感があり前よりも黒くなってきたように感じる。植える場所は、連作とならない様に昨年と違った場所にした。

ジャガイモの生長 ジャガイモの生長 ジャガイモの収穫

写真左:撮影2016年4月13日、植え付け後43日。まめっこ(オーストラリア産カラスのエンドウ)が繁茂していて発芽がなかなか見つからない中での撮影。葉の周りが黒く変色しており、霜にやられたらしい。
写真中:撮影2016年5月2日、植え付け後62日。4月13日の観察では発芽が見つからなかったが、今回芽が成長していることが確認できた。
写真右:撮影2016年6月20日、植え付け後80日。いよいよ収穫、期待を込めてスコップで彫り上げた。期待していたよりも、かなり小粒だ。土は成熟しつつあると思うのだが、まだまだなのかな。昨年は小さくてもうまかった。あとは味がどうかだ。

スイカ作り 種まき2016年3月28日 俵型小玉スイカの固定種「夢枕」 

スイカの発芽 スイカの本葉 スイカの成長

写真左:撮影2016年4月15日、種まき後19日。発芽は2,3日前にあった。10ポットに種を蒔き、8ポットから発芽。
写真中:撮影2016年5月9日、種まき後44日。本葉が2枚出てきてスイカ苗らしくなってきた。
写真右:撮影2016年6月8日、種まき後74日。残念ながら本葉が出た以降、生長が止まり何らかの病気が発生したようだ。残念だが、この苗は廃棄するしかない。

スイカの成長 スイカの成長 スイカの成長 スイカの成長 スイカを半分にカット

写真左:撮影2016年6月21日、リカバリーとしてホームセンターで購入した苗を5月26日に定植し、26日を経過。途中で日照りに見舞われ、何度か水やりを実施、最近やっとまとまった雨が降り葉が茂ってきた。
写真中:撮影2016年7月6日、定植し後42日を経過。スイカが成長しているのを確認した。
写真右:撮影2016年7月19日、定植後55日を経過。スイカが実を付け成長している。
写真下左:撮影2016年8月19日、定植後86日を経過。スイカは受粉から45日で収穫できるとある。しかし、受粉日は自然に受粉した場合全くわからない。スイカを作っている友人に収穫時期の見分け方を聞くと、スイカの近くにあるひげツルが枯れ始めたらオッケーとのことで、この日このスイカを収穫した。
写真下中:収穫したスイカをカットしてみた。スイカはしっかりと成熟していた。

ナス作り 種まき2016年3月28日 交配種「紫御前」 

ナスの発芽 ナスの本葉 ナスの成長

写真左:撮影2016年4月15日、種まき後19日。発芽は2日前にあった。10ポットに種を蒔き、5ポットから発芽。
写真中:撮影2016年5月2日、種まき後37日。本葉が出てナスらしくなってきた。
写真中:撮影2016年6月8日、種まき後74日。ちょっと成長がおそいようにも感じるが、ここまで成長した。手前は後から発芽したもの。

ナスの発芽 ナスの成長 ナスの成長

写真左:撮影2016年6月21日、6月10日に定植し、定植後11日を経過した。それほど成長はしていない様に見える。
写真中:撮影2016年7月6日、定植後26日。まだ小さいが収穫ができる実が一つなっていた。
写真中:撮影2016年8月19日、定植後70日。ナスの収穫は7月中旬当たりから実施、収穫一ヶ月程たって少し成長が鈍ってきた。

ピーマン作り 種まき2016年3月28日 自家採取素材「地生えピーマン」 

ピーマンの発芽 ピーマンの本葉 ピーマンの成長 ピーマンの成長 ピーマンの成長

写真左:撮影2016年4月19日、種まき後23日。発芽は2日前。10ポットに種を蒔き、5ポットから発芽。
写真中:撮影2016年5月2日、種まき後33日。本葉が出てピーマンらしくなってきた。
写真中:撮影2016年6月8日、種まき後74日。本葉が出て、今後の成長を期待したが、立ち枯れや成長異常が発生してしまった。
写真下左:撮影2016年7月6日、ホームセンターで購入したピーマンの苗。定植後26日。
写真下中:撮影2016年11月4日、定植後5ヶ月を経過し、だいぶ寒くなったが良く実をつけた。

カボチャ作り 種まき2016年4月1日 交配種「かちわり」 

カボチャの発芽 カボチャの本葉 カボチャの定植

写真左:撮影2016年4月15日、種まき後15日。発芽は4日前にあった。18ポットに種を蒔き、全て発芽。
写真中:撮影2016年5月2日、種まき後33日。本葉が出てカボチャらしくなってきた。
写真右:撮影2016年5月9日、種まき後40日。苗の葉が黄色くなって元気がなくなってきた。ここは早めに定植して様子を見ることにした。定植は畑の草を刈って土を整えて、この日におこなった。

カボチャの成長 カボチャの成長 カボチャの成長 カボチャの実 カボチャの実

写真左:撮影2016年5月16日、種まき後47日。定植後7日、雨が降らず弱った。
写真中:撮影2016年6月5日、種まき後68日。水やりを実施し、比較的成長のよい株。
写真中:撮影2016年6月21日、種まき後84日。定植後43日。最近になってやっと雨がまとまって降り、勢いが出てきた。
写真下左:撮影2016年8月11日、種まき後135日。定植後94日。良く成長し実をつけた
写真中:撮影2016年8月11日、種まき後135日。定植後94日。かなり成長している実

キュウリ作り 種まき2016年4月8日 交配種バテシラズ3号、椎葉村在来 

キュウリの発芽 キュウリの発芽 キュウリ苗

写真左:撮影2016年4月19日、種まき後12日。発芽は3日前
写真中:撮影2016年5月2日、種まき後25日。本葉が出てキュウリらしくなってきた。
写真中:撮影2016年5月16日、種まき後39日。キュウリの苗ができた。この日に定植した。

キュウリの立ち枯れ キュウリの立ち枯れ キュウリの成長 キュウリの実 キュウリの発芽 キュウリの実

写真左、中:撮影2016年5月26日、種まき後49日。定植10日後に畑に行ってみるとキュウリは立ち枯れの上程であった。
10日間の天気を調べると、雨は一日もなかった。自然農法は渇きにも強いと思っていたが油断した。バテシラズは全滅、椎葉村は2株が何とか生き残った
写真右:撮影2016年6月21日、種まき後75日。2株が枯れずに残り、水やりと、このところの雨で成長している。
写真下左:撮影2016年7月6日、種まき後90日。キュウリの実がなった。このキュウリは椎葉村在来。
写真下中:撮影2016年6月21日、5月末に立ち枯れてしまった苗の付近に椎葉村の種を直まきしておいた。それがこのところの雨で発芽していた。キュウリの種まきは4月上旬に行ったが、6月の種まきでも普通に育つことが分かった。
写真下右:撮影2016年11月25日、キュウリのツルは殆どが枯れた状態であったが、11月の下旬で、だいぶ寒くなったがキュウリが実をつけてるのを発見した。

マクワウリ作り 種まき2016年4月8日 固定種マクワウリ 

ウリの発芽 ウリの成長 ウリの成長

写真左:撮影2016年4月19日、種まき後12日。発芽は3日前
写真中:撮影2016年6月21日、種まき後75日。マクワウリは比較的乾燥に強かった。枯れるようことは無かったが水やりは実施した。去年と同様に、ウリバエがうるさく飛んでいる。
写真右:撮影2016年7月28日、種まき後112日。草にかくれて実が大きく成長しているのを確認した。

里芋作り 種芋の植え付け2016年4月13日  

里芋の種芋 里芋の植え付け 里芋の成長 里芋の成長 里芋の成長 里芋の収穫

写真左、中:撮影2016年4月13日アグリ用品販売店で種芋を購入、芋の種類は「石川」13日に植え付け、植え付けは幅30cm 深さ20cm程度の穴を掘り植え付け、土は全て覆土せずに半分ぐらいを残す。
20cm程度の穴を掘り植え付け、土は全て覆土せずに半分ぐらいを残す。
写真右:撮影2016年6月21日、植え付け後69日。しゅういの里芋はだいぶ大きくなっているのにやっと芽が出た。
写真下左:撮影2016年7月6日、植え付け後84日。成長が進み里芋らしくなってきた。手前はセンダン草、後で除草する。
写真下中:撮影2016年9月6日、植え付け後146日。このところの雨で成長の勢いがよい。
写真下右:撮影2016年11月4日、植え付け後205日。いくつかの株を彫り上げた。200日を越えて成長してきた。

トマト作り 種まき2016年4月19日 自生え大玉 ブラジルミニ 甘太郎(道の駅で購入)

トマトの発芽 トマトの成長 トマトの定植 トマトの成長 トマトの成長 トマトの成長

写真左、中:撮影2016年6月8日、種まき後52日。トマトの発芽はバラツキが大きかった。左は最近発芽したもの、中は5月の初旬ごろの発芽。早いものは4月末で、52日たってもまだ発芽の無いものもある。植物の発芽は、同一環境条件でも一気に発芽しないものもあると聞いたような記憶がある。
写真右:撮影2016年5月26日、種まき後38日。成長の早い株を定植した。定植後も雨が降らず、二日にいっぺん程度で水やりを行っている。
写真下左:撮影2016年7月6日、定植後42日。一般には支柱を立てて成長を補助するようだが、無整枝・放任で成長を見守る。
写真下左:撮影2016年8月11日、定植後98日。順調に成長し実をつけた。写真は道の駅で購入した苗、商品名「甘太郎」
写真下左:撮影2016年8月11日、定植後98日。実をつけたブラジルミニ。

サヤインゲン作り  種は2016年5月31日に畑へ直まき 中央アフリカ原産 マメ科 

インゲン インゲン インゲン

自然農法用の種子、品種名:越谷インゲンを使用。
●写真左:撮影2016年7月6日、種降ろし後36日目、6月中旬から雨が降ってくれてきれいに発芽成長している。昨年畑にこぼれた種も同じように発芽成長している。
●写真中:撮影2016年7月19日、種降ろし後49日目、順調に成長。
●写真右:撮影2016年9月6日、種降ろし後98日目、支柱が風で倒れてしまった。収穫はできているが、今一つ良い実ができない。

小松菜作り  種は2016年8月29日に畑へ直まき 中国・日本原産 アブラナ科 

小松菜 小松菜の成長 小松菜の成長

自然農法用の種子、品種名:新戒青菜。群馬県のあるお寺で自家採取されてきという黒葉系小松菜(種子のカタログそのまま)
●写真左:撮影2016年9月15日、種降ろし後17日目、種まきは畑に直まき、草を刈って地面に種を落とし、鎌の刃先で土を拡販した。発芽を確認出来、一安心。
●写真中:撮影2016年11月4日、種降ろし後67日目、発芽率は思わしくないが、収穫できる状態まで成長した。
●写真中:撮影2016年11月25日、種降ろし後88日目、小松菜の収穫。

ニンジン作り  種は2016年9月9日に畑へ直まき アフガニスタン原産 セリ科 

ニンジン ニンジン ニンジン

種子、品種名:夏紅五寸。ホームセンターで購入
●写真左:撮影2016年9月15日、種降ろし後6日目、種まきは畑に直まき、草を刈って地面に種を落とし、鎌の刃先で土を拡販した。発芽を確認出来、一安心。
●写真中:撮影2016年10月21日、種降ろし後42日目、何とか成長してくれている。少し間引きを行った方が良いのかなと思うが、もうしばらくこのままにしておこう。
●写真右:撮影2016年11月4日、種降ろし後56日目、間引きを行った。

春菊作り  種は2016年9月9日に畑へ直まき 地中海沿岸原産 キク科 

春菊 春菊 春菊 春菊

種子、品種名:中葉春菊。ホームセンターで購入
●写真左:撮影2016年9月15日、種降ろし後6日目、種まきは畑に直まき、草を刈って地面に種を落とし、鎌の刃先で土を拡販した。発芽を確認出来、一安心。
●写真中:撮影2016年9月26日、種降ろし後17日目。
●写真右:撮影2016年10月21日、種降ろし後42日目。昨年よりも大きく成長している気がする。

ダイコン作り  2016年9月1日にポットに種まき 地中海沿岸原産 アブラナ科 

ダイコン ダイコン ダイコン ダイコン ダイコン ダイコン

種子、品種名:ふじ宮重(固定種)
●写真左:撮影2016年9月21日、種降ろし後15日目の9月15日に定植、写真は定植後6日目。9月は台風の影響で雨が多く、定植には都合がよかったようだ。しっかりと根が張った様子が伺われる。
●写真中:撮影2016年10月3日、種降ろし後32日目、しっかりと根が張った。
●写真右:撮影2016年11月4日、種降ろし後63日目、大分大きく成長している。

カブ作り 2016年9月1日にポットに種まき 中央アジア原産 アブラナ科 

カブ カブ カブ

種子、品種名:木曽紫カブ(在来種種)
●写真左:撮影2016年9月21日、種降ろし後21日目、間引きが可哀想でうまく出来ず、ポットは込み入っている。その日に定植。
●写真中:撮影2016年10月3日、種降ろし後33日目、定植後12日、雨が多く上手く根付いたようだ。
●写真右:撮影2016年11月4日、種降ろし後65日目、定植後51日、収穫できた。

ブロッコリー作り 2016年9月9日にポットに種まき ヨーロッパ岸原産 アブラナ科 

ブロッコリー ブロッコリー ブロッコリー ブロッコリー

種子、品種名(製品名):まどか)
●写真左:撮影2016年10月3日、種降ろし後24日目、この日に定植。春蒔きが上手くできなかったので、秋まきに再チャレンジ。
●写真中:撮影2016年10月21日、種降ろし後42日目、無事に根付いて生長中。
●写真右:撮影2016年11月4日、種降ろし後56日目、生長中。
●写真下左:撮影2017年2月23日、種降ろし後4ヶ月、寒い中つぼみをつけた。この日にいくつか収穫した。