野菜つくりと収穫

不耕起 草や虫を生かす 持ち込まない 

 自然農法6年目(2018年)の野菜作り 

4年目の夏野菜収穫

撮影2017年9月中旬 自然農法開始5年目、ブラジルミニ、こぼれ種が自然に成長

イラスト  今年(2018年)は自然農法を始めて6年目になる。昨年の野菜つくりは残念ながら順調とは言えなかった。
昨年も5月6月の日照りには悩まされた。2016年の反省から、野菜を枯らすことは無かったが、水やりは大変だった。天候不順は一年を通して続き、全国的な野菜の生育不順を招き、野菜の高騰が続いた。
昨年一年を総括すると、〇(かなり甘めだが):ナス、スイカ、カボチャ、サツマイモ、オクラ、ダイコン、△:トマト、ピーマン、キュウリ、ニンジン、×:コマツナ(春まき)レタス、ハクサイとなる(詳しくは2017年の野菜つくりを参照)。
今年は過去の経験を生かして、昨年以上の収量アップを狙いたい。
 

 自然農法開始から6年目(2018年)の野菜作り 現在進行中

サツマイモ作り ヒルガオ科 中南米原産  購入苗の定植(5月8日) 

さつま芋購入苗 定植 定植後 定植後 定植後 定植後

写真左 撮影2018年5月8日、購入した苗、苗は安納芋20本と玉ゆたか10本を、甘楽町の道の駅で購入。写真は玉ゆたか。
写真中 撮影2018年5月8日、苗は根が無いので翌日に定植。こちらは玉ゆたか。
写真右 撮影2018年5月8日、こちらは安納芋。少し葉に赤みがある。
写真下左 撮影2018年6月13日、定植後36日、日照りが続いて途中で水やりを実施。雨も降るようになり一安心。
写真下中 撮影2018年10月10日、定植後154日、サツマイモの収穫・赤っぽいのが安納芋、白っぽいのが玉ゆたか。

カボチャ作り ウリ科 中南米の乾燥地帯原産  タネ降ろし(4月17日) 

カボチャ苗 カボチャの成長 カボチャの成長 カボチャの成長 カボチャの成長 カボチャの収穫

写真左 撮影2018年5月17日、カボチャ(交配種のカチワリ、ケイセブンをそれぞり8粒購入)はタネ降ろし後一週間程度で発芽し、その後良く育った。タネ降ろし一ヶ月で苗の完成、その日に定植した。
写真中 撮影2018年5月31日、定植後14日目、日照りが続いてあまり勢いは見られない。ウリハムシの食害も発生している。
写真右 撮影2018年6月13日、定植後27日目、水やりと直近の雨で、少し成長した。
写真下左 撮影2018年8月3日、定植後71日目、周りの草に負けずに大きく成長、所どころに実を付けている。
写真下中 撮影2018年8月20日、定植後88日目、自然農法6年目、草の成長も著しい。カボチャの葉は見えなくなってしまいそう。
写真下中 撮影2018年9月5日(収穫後、暫く時間が経っている)、タネ降ろし後118日に一度目の収穫(色の濃い方、ケイセブンのようだ)。126日に全て収穫。カボチャの収穫はタイミングがむずかしい。ヘタの部分が変色してきたら収穫時期と認識していたが、ちょっと遅れると実が腐り始めてしまったものがあった。早目の収穫、来年の教訓だ。

スイカ作り タネ降ろし(4月11日)と購入苗の定植(4月19日) 

スイカ苗 スイカ苗 スイカ苗 スイカ苗

写真左 撮影2018年4月19日、購入したスイカ苗(商品名:接木 紅小玉)を畑に定植。タネから育てるのは時間がかかるので、購入苗との二本立てとした。
写真中 撮影2018年5月31日、定植後42日目、あまり勢いは見られないがなんとか成長している。
写真右 撮影2018年6月13日、定植後55日目、早くも実を付けているのを発見した。
写真下左 撮影2018年8月3日、定植後99日目、もう直ぐに食べられそう。
しかし、お盆の前(8月10日)にこのスイカを収穫しようとしたところ、中が腐ってしまっていた。原因は不明。

スイカ苗 スイカ苗 スイカ スイカ

写真左 撮影2018年6月4日、スイカ苗(固定種、黒小玉スイカ)の完成、タネ降ろし後55日。育苗中アリに這われてアブラムシがついたが、木酢液を噴霧して対応した。
写真中 撮影2018年6月4日、同日定植
写真右、下左 撮影2018年8月3日、定植後61日、草にまぎれて実を付けているのを発見した。スイカには縞模様があるのが一般的だがこのスイカには縞がない。鳥や動物に発見されにくいのは、この写真を見る限り縞がないほうだろう。スイカにはなぜ縞ができたのだろうか。
8月20日、定植後78日、種おろし後133日。お盆を過ぎてもう食べごろだろうと確認すると、スイカの実はまったく、成長していない。成長したのは周りの草のみだ。今年のスイカ造りは完全な失敗作となってしまった。

キュウリ作り タネ降ろし(4月17日)と購入苗の定植(4月19日) 

キュウリ苗 キュウリ苗

写真左 撮影2018年4月19日、購入したキュウリ苗(商品名:接木 節成)を畑に定植。タネから育てるのは時間がかかるので、購入苗との二本立てとした。
写真中 撮影2018年5月21日、定植後32日、成長は思わしくなく、食害も見られる。

キュウリ苗発芽 キュウリ苗 キュウリ苗 キュウリ苗 キュウリ苗

写真左 撮影2018年4月26日、タネ降ろし(交配種バテシラズ)から6日過ぎ当たりで全ポットが発芽。キュウリの発芽は早い。
写真中 撮影2018年5月21日、タネ降ろし後32日、苗完成、同日定植。
写真右 撮影2018年5月31日、定植後10日。
写真下左 撮影2018年8月20日、定植後91日。草ぼうぼうの中で元気に育ったキュウリを発見。
写真下中 撮影2018年10月5日、この株はこぼれ種が自然にはえてきたもの。なにもしない方が良いのだから皮肉。

ナス作り タネ降ろし(3月25日)と購入苗の定植(4月19日) 

ナス苗 ナスの実 

写真中 撮影2018年4月19日、購入したナス苗(商品名:中長)を畑に定植。タネから育てるのは時間がかかるので、購入苗との二本立てとした。
写真左 撮影2018年6月4日、定植後46日、実が一つ成っていた。

ナスの発芽  ナス苗 ナス ナス ナス

写真左 撮影2018年4月26日、タネ降ろし(品種は黒小町)から10日過ぎ当たりで発芽、写真は25日目、カエルが虫から守っていた。
写真中 撮影2018年5月17日、タネ降ろし後53日、キュウリなどに比べると生長は遅い。
写真右 撮影2018年6月13日、6月10日定植、写真は定植後3日経過。
写真下左 撮影2018年8月20日、定植後71日経過。幹は小さいが実を付けてくれた。
写真下中 撮影2018年10月24日、定植後136日。10月に入って幹を選定、秋ナスの収穫ができている。

トマト作り タネ降ろし(4月11日)と購入苗の定植(4月19日) 

  トマト トマト

写真左 撮影2018年4月19日、購入した苗(商品名:こくうま)を畑に定植。タネは8日経ってもまだ発芽せず。
写真中 撮影2018年5月31日、定植後32日、早くも実を付けていた。

トマト トマト トマト トマト

写真左 撮影2018年4月30日、タネ降ろしから18日目、早いものは13日に発芽、この頃にはすべてのポットで発芽。
写真中 撮影2018年5月31日、タネ降ろし後49日、苗の完成
写真右 撮影2018年5月31日、同日定植
写真下左 撮影2018年8月20日、定植後81日。
トマトは草にまみれてしまった。自然に任せていたが、完全な失敗。

アスパラガス作り 購入苗の定植 2018年4月9日 南ヨーロッパ原産 ユリ科 

  アスパラガス購入苗 アスパラガス定植 アスパラガス発芽 アスパラガス発芽

写真左 撮影2018年4月9日、購入したアスパラガスの苗(5株)、地元のアグリ店で購入した。アスパラガスは種も販売されているが、収穫までに数年かかるとのことで、苗を育てるのが一般的なようだ。
写真中 撮影2018年4月9日、同日定植、Eテレの園芸番組を参考にして定植した。寝かせた状態で覆土するようだ。
写真右 撮影2018年5月8日、定植後29日、発芽を確認した。
写真下左 撮影2018年6月13日、定植後65日、茎が伸びて葉も付けた。

里芋作り 購入種芋の定植 2018年4月9日 インド原産 サトイモ科 

  里芋 里芋定植 里芋定植 里芋定植 里芋定植

写真左 撮影2018年4月9日、購入した里芋の種芋、賞品名:石川(2kg。
写真中 撮影2018年4月9日、同日定植、深めの穴を掘り、小さな種芋と一緒に定植。
写真右 撮影2018年5月31日、定植後52日、。何個か発芽を確認。
写真下左 撮影2018年8月1日、定植後114日、日照りが続いており、水やりをしたところは成長がよい。
写真下左 撮影2018年8月20日、定植後133日、草に抵抗して何とか成長している。鈴谷梨乃効果が大きい所は大きく成長している。

弦なしインゲン作り タネ降ろし 2018年3月29日 中央アメリカ原産  マメ科

  インゲン種 インゲン種おろし インゲン発芽

写真左 撮影2018年3月29日、購入したインゲンの種。
写真中 撮影2018年3月29日、インゲンの種おろし、枯草をどけて地面を出し、スコップで穴を掘り、1,2cmの深さに種を降ろした。その後は、又枯草で覆った。
写真左 撮影2018年4月19日、タネ降ろし後21日目。発芽して本葉を付けたインゲンを確認した。
しかし、その後周りの草の成長速度は著しく、いつの間にかインゲンは見られなくなってしまった。

ブロッコリー作り 購入苗の定植 2018年3月23日 ヨーロッパ原産 アブラナ科 

  ブロッコリー購入苗 ブロッコリー定植 ブロッコリー定植 ブロッコリー収穫

写真左 撮影2018年3月24日、購入したブロッコリーの苗、茎ブロッコリー(16株)、商品名スティックセニョール。
写真中 撮影2018年3月24日、ブロッコリー定植、枯草をどけて地面を出しスコップで穴を掘り定植、定植後水やりを実施。
写真右 撮影2018年5月31日、定植後67日、小さな実だが、花が咲き始めたので、収穫した。
8月末、ブロッコリーのあったところは雑草が繁茂し跡形もない。

春菊作り 種おろし(直播き) 2018年3月19日 地中海沿岸原産 アブラナ科 

  春菊の種まき 春菊の種まき 春菊の発芽 春菊の成長 春菊の成長

写真左 撮影2018年3月19日、購入した春菊の種
写真中 撮影2018年3月19日、春菊の種おろし。この日は曇りで、翌日は雨の天気予報であった。
枯草をどけて地面を出し、タネをばら撒き、蒔いた後に土を拡販。発芽率の向上のため、種まき後水やりを実施。
写真右 撮影2018年3月29日、種おろし後10日、タネ降ろしの翌日は雨が降り、翌翌日は雪交じりのみぞれが降った。その後晴れの日が続いたが、発芽を確認することができた。
写真下左、中 撮影2018年6月13日、種おろし後86日、6年目の畑でなんとか直まきで成長してくれるかと期待したが、成長が遅く、周りの草(ヘアリーベッチ等)に覆われて収穫には至らなかった。

カブ作り  種おろし(直播き) 2018年3月19日  アブラナ科 

  カブの種まき カブの成長 カブの成長 カブの収穫

写真左 撮影2018年3月19日、購入したカブの種、この日にタネ降ろし
写真中 撮影2018年3月29日、種おろし後10日、シュンギクと同様発芽を確認できた。
写真左 撮影2018年5月31日、種おろし後72日、この写真は一番大きく成長したもの。
写真下左 撮影2018年6月26日、種おろし後98日、この日に成長したカブをすべて引き抜き収穫した。色も退色したような色であまりいまそうではない。

ネギ作り 植え付け2018年3月19日 中国西部原産 ユリ科 

ねぎ苗苗 ネギの定植 ネギの成長

写真左 撮影2018年3月19日、購入したネギ苗
写真中 撮影2018年3月19日、ネギ苗の定植
ネギ苗はアグリ店で購入(100本)。定植は、自己流で畑の枯草を刈って地面を出して、やや深めの穴を掘り、定植した。定植後は、地面が露出していると乾きやすいので、出来るだけ枯草で覆った。
写真右 撮影2018年5月31日、定植後72日、成長が遅く、食べてみようと思う間もなく、ネギ坊主ができてしまった。

ジャガイモ作り 植付け2018年3月6日  南米アンデス原産 ナス科

ジャガイモ苗 ジャガイモの植え方 ジャガイモの発芽 ジャガイモの成長 ジャガイモの成長

写真左 撮影2018年3月6日、種芋の植え付け
写真中 撮影2018年3月6日、植え付け後
6年目の野菜つくりの最初は、昨年と同様ジャガイモだ。種芋は「とうや」と「きたあかり」を各々3kgを購入した。
植え付けの2日前にカットを行っている。カットして直に植える場合は、灰を塗ってカット面の腐敗を防止するようだが、時間を置くとコルク質の液がカット面を覆うので、その作業は不要にできるという。植え付けは、10cmの深植えで、自然農法では、草を取らないので、周りは刈れた草だらけだ。土のサラサラ感は昨年よりも更に増した様に思う。植え付けた後は、又枯草で覆っておいた。
写真右 撮影2018年4月19日、植え付け後45日目。芽が出ているのを確認した。
写真下左 撮影2018年5月21日、植え付け後77日目。葉が活発に成長してきた。花も咲き始めた。この時期は周りの草(主にヘアリーベッチ)を刈ってやるのが大変だ。
写真下中 撮影2018年6月26日、植え付け後113日目。葉が黄色くなったものを彫り上げてみた。粒は小さいが過去に比べてりっぱな実を付けてくれた。

スモモ(プラム)作り 植え付け2014年

プラム剪定前 プラム剪定後 プラムの花 プラムの実 プラムの実 プラムの実

写真左 撮影2018年2月14日、剪定前
写真中 撮影2018年2月14日、剪定後
写真右 撮影2018年3月29日、プラムの花
畑に将来シンボル的で且つ、日影が出来るような果樹が欲しいと思い、プラムを購入し2014年の4月に植樹した。それが3、4年経って剪定をするところまで成長してきた。途中で何度も鹿と思われる食害を受けて、もうだめかとその都度思った。今後の成長を見守りたい。
周りでは桜の花が満開となっているころ、初めてプラムの花が咲いた。
写真下左 撮影2018年5月31日、プラムの実がいくつかついていた。今年は食べられるかな。
写真下中、右 撮影2018年7月18日、プラムの実が色づいた。収穫して食べてみると、若干酸味は強いものの、充分な甘さがありおいしく食べられた。来年は期待できそうだ。

月食 2018年2月1日 おまけ

月食 月食

2月1日の夜に、月食が見られた。太陽、地球、月が一直線上に並び、月が地球の影に入ったのだという。左の写真は、月食50%、右は90%の時で、手持ちのカメラで撮影した。地球の影といっても地球は大気で覆われており、その大気の影響で皆既月食の月は赤みを帯びるという。写真でもそれが確認できた。月から地球を見ると、ちょうど地球の朝焼けや夕焼けの時の様に、赤い光が地球から放たれて、月の影の部分を照らしているのだろう。
撮影、写真上下共2018年2月1日